収納力が劇的アップ!キッチン収納を観音開きから引き出しにリフォームしよう
観音開きタイプのキッチンを使っている人は、収納面で様々な工夫をしているのではないでしょうか。観音開きの場合、扉を大きく開けることができるため、中が良く見えるというメリットを持っています。
しかし、棚やカゴなどを駆使しながら上手に収納しておかなければ、なかなかその空間の大きさを活かすことができません。配管スペース付近や、収納の上部がデッドスペースになってしまう場合も多いでしょう。また、奥のものを取り出す時に、しゃがんで覗き込む動作も必要になってきます。
かつて、キッチンは観音開きが一般的でしたが、時代の流れと共に引き出しタイプが主流になってきました。引き出しタイプのキッチンが持つメリットは、やはり収納のしやすさと言えるでしょう。そのため、観音開きで収納に困っている場合は、引き出しタイプへのリフォームがおすすめです。
引き出しタイプは、奥の方までしっかり収納していくことができます。また、手前に引き出して使うため、収納しているものが取り出しやすくなります。調理中の作業効率もアップするでしょう。引き出しがついている分、やはり収納できる容積で比べると、観音開きよりも少なくなってしまいます。
しかしながら、ほとんどのキッチンの場合は引き出しが3段構成になっており、デッドスペースになりやすい上部空間も有効的に使えるようになっているのです。
通常幕板で閉じられている蹴込み部分も、引き出しになっており、隅々まで収納として使えます。収納できる容積は減るものの、空間を目一杯使えるため、観音開きの時よりもたくさんのものを収納できるでしょう。
ただし、引き出しタイプのキッチンにする場合は、注意しておきたいポイントもあります。それは、深さが限られており、大きなサイズのものが収納しにくいという点です。大きなサイズの鍋などを持っている場合は、事前に寸法を測り、もしキッチンに収納できない場合は、他の収納場所を確保しておくようにしましょう。